TOC-1000eでは、導電率の値として、温度補正無し導電率[mS/cm (Cond.)]、温度補正済み導電率[mS/cm C (Cond.)]、温度補正済み比抵抗[MΩ-cm (Resist.)]を選択することができます。
ヒント: 温度補正済み導電率の温度補正係数は「[Meas. Cond.]画面」により設定することができます。
« 未知試料測定時の温度補正係数について »
• [Conductivity Mode-Sample]で[Ultra Pure Water] を選択した場合、装置は自動的に測定時の試料温度に合わせ補正係数を選択します。なお、各温度の補正係数はASTM D1125を参考に決定しています。
• [Conductivity Mode-Sample]で[Other]を選択した場合、[Conductivity Mode-Coefficient]に入力された係数を上式のαとして、温度補正済み導電率または比抵抗を算出します。
ヒント: 参考として、[Ultra Pure Water]選択時に装置が選択する温度補正係数の一部を記載します。下表はあくまでも参考情報であり、実際の測定時に使用する温度補正係数はさらに細かく決定しています。