化合物によってはプローブ位置が感度に大きく影響を与えることがあります。また、プローブ位置が偏っていると感度変動が大きくなる場合があります。
最適なプローブ位置が大きく変化した場合には、ESI スプレー状態が悪くなっている可能性がありますので、ノズル周辺を確認してください。
«処置»
FIA(カラム無し)でデフォルトの位置を基準に、0.5 メモリステップで前後で最良の位置となる位置を確認してください。
メモリを矢印の方向に動かすと、ESI プローブはDL から離れる方向に動きます。
流量が高くなるほど、DL より離すようにしてください。
[目安] 0.2~0.5ml/min -1~+2 ㎜
1ml/min 以上+3 ㎜