• No : 3099
  • 公開日時 : 2020/11/13 10:26
  • 更新日時 : 2024/01/31 14:39
  • 印刷

(LCMS) ブロックヒータ・サンプリングコーンのトラブル確認方法

(LCMS) ブロックヒータ・サンプリングコーンのトラブル確認方法
カテゴリー : 

回答

ブロックヒータ・サンプリングコーン周辺が汚染するとサンプルの吸着や不純物イオンによるイオン化阻害が発生します。また、イオン化電流が不安定となりノイズの要因となる場合もあります。

《確認》
全体的な感度低下、バックグランド上昇。
 
《処置》
ヒータフランジを取り外した後、ブロックヒータ周辺を全体的にふき取り洗浄を行ってください。サンプリングコーンはふき取り洗浄後、超音波洗浄を実施して下さい。
注意: ブロックヒータは高温となっている場合がありますので必ず温度が室温まで低下してから洗浄を行ってください。
スプレー部の保守はこちら