• No : 7362
  • 公開日時 : 2021/12/07 10:15
  • 更新日時 : 2021/12/07 16:21
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(EHF) アキュムレータの窒素ガス充填方法

(EHF) アキュムレータの窒素ガス充填方法
EHF-E, U, Lシリーズ
4830形制御装置
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回答

アキュムレータのガス充填は当社フィールドエンジニアが行います。当社営業所/代理店または当社指定のサービス担当店に連絡してください。

窒素ガスボンベをご準備頂き、 オプションのガスチャージングアッセンブリーをご購入頂けば、ユーザー 様において充填することが出来ます。作業方法の詳細につきましては、 別冊 ミニレータ取扱説明書をご参照ください。
 
警告:
• アキュムレータの保守・点検作業時には必ず油圧をゼロにしてください。
  油圧が残っていると油が噴出したり、最悪の場合、アキュムレータが高速で飛び上がる恐れがあり、非常に危険です。
• 窒素ガス充填の際には、まずアキュムレータ内部のブラダの破れがないことを確認してください。
  ブラダが破れている場合、窒素ガスが油圧配管を通って油圧源のタンクに流入し、タンク内の油が噴き出す恐れがあります。以下の手順に従ってブラダの破れがないことを確認してください。
  1) チャージングアッセンブリーの調整ハンドルを少し開いて、少しずつ窒素ガスを送り込みます。ガスを送るにしたがって圧力計の圧が上昇すればブラダは正常です。
  2) 窒素ガスを送り込んでも圧が上昇しない場合はブラダが破れているおそれがあります。油圧源のエアブリーザからエアが漏れていないか確認してください。エアが漏れている場合はブラダが破れていますので、アキュムレータを交換する必要があります。
 
警告: 長期間装置を使用しなかった後に、再び装置を使用する場合は、起動時に急激に油圧をかけないでください。
  長期間装置を使用せずアキュムレータに油圧を加えなかった場合、ブラダがケーシングに凝着し、急激に油圧をかけると破損する恐れがあります。起動時に急激に油圧をかけないで、低圧から少しずつ圧力を上げれば破損しにくくなります。長期にわたって装置を使用しないことがあらかじめわかっている場合は、窒素ガスを抜いておけばこの現象を避けることができます。この場合、ご使用前には必ず窒素ガスの再充填をおこなってください。
 
注記: 窒素ガスの充填圧力
• 高圧側(供給側), 回路圧: Max.21MPa, 窒素ガス充填圧力: 約11MPa
• 低圧側(戻り側), 回路圧: Max.0.5MPa, 窒素ガス充填圧力: 約0.1MPa