試験機の電源を入れた後、キャリブレーション(E-CAL)を行います。この操作は1日1回行なってください。また、圧力セルやロードセルを交換したときには必ずキャリブレーションをしてください。
注意:
• 15分以上通電してからキャリブレーションを行う。
• キャリブレーションは無負荷で行う。
• キャリブレーションは、テーブルを最下位置から10mm以上浮かせてから行う。
正しくキャリブレーションが実行できません。
• テーブルを動かすときは、可動部付近に人や物がないか確認する。
1. 制御モード切換スイッチを押して手動モードにします。手動モード時は制御モード切換スイッチが点灯しています。
2. テーブルが最下位置にあるときは、負荷制御つまみを [OPEN] まで回します。
テーブルが上昇します。モニタに表示されている値から10 mm程度上昇させてください。
3. テーブルが10 mm程度上昇すれば、負荷制御つまみを [HOLD] にします。
4. 制御モード切換スイッチを押して自動モードにします。自動モード時は制御モード切換スイッチが消灯しています。
5. メッセージの [E-CAL実行] を押します。
6. 確認ウィンドウが表示されるので [はい] を押します。
キャリブレーションを開始します。 完了するまで30秒かかります。完了するとメッセージが閉じ、試験画面が表示されます。
注記: 確認ウィンドウ表示中は、RETURNキーは無効です。RETURNキーにて原点復帰動作する場合は、[いいえ] を押して確認ウィンドウを閉じてからRETURNキーを押してください。