以下の原因が考えられます。
1. 標準試料を間違っている。標準試料の部品番号と作成方法は
こちら
2. 標準試料が古い(スペクトルが変化します)。標準試料の部品番号と作成方法は
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3. 標準試料導入系の配管に漏れがある。標準試料導入部の保守は
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4. 抵抗管が詰まっている。標準試料導入部の保守は
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5. 標準試料ボトルに標準試料が十分な量入っていない。
6. ESIプローブ部の位置がずれている。
ターゲットm/zの強度が強くなる位置にESIプローブを調整してください。
特に正イオンm/z1224 (1004.60: LCMS-2020, 8030/40)、負イオンm/z 1007を確認してください。
7. ターゲットm/z周辺に妨害ピークが存在する。
ESIプローブ配管を水、メタノールなどで洗浄した後、マニュアルチューニング画面でターゲットm/z周辺に妨害ピークがないことを確認してください。
8. TFAなどの使用によって、負イオンm/zの強度が低くなる。
ネガティブチューニングにて、質量校正に使用しているラフィノースピークの感度が移動相の種類によって大幅に低下することがあります。これは、ラフィノースに移動相由来物が付加することに起因します。
このような場合には、質量校正する質量を変更する必要があります。
「マニュアルチューニング」で観察されるネガティブイオンを確認し、質量校正に使用する質量を入力してください。
注意: 通常のオートチューニングが正常に動作する場合には、質量校正に使用する質量を変更しない
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