よくあるご質問(FAQ)
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(LCMS) CIDガス(Arガス)交換手順
(LCMS) コリジョンガス(アルゴンガス)のシリンダー(ボンベ)交換手順です。
- LCMS-TQ、QTOFシリーズにおいて、LCMSの真空を停止せずコリジョンガスを交換する方法です。
- 一次圧:1MPa程度を交換目安としてください。(最後まで使いきると品質の悪いガスが導入される可能性があります。)
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回答
<注意>作業リスクを理解し、装置知識がある方が作業してください。



- LCMSのコリジョンガスを最小値17kPaに設定します。
- ガスシリンダーの②容器バルブ(元バルブ)を閉めます。
- 減圧器(レギュレーター)の⑦メインバルブを閉めます。
- 減圧器の⑧ブローバルブを開閉し、接続部の残圧を抜いてから閉めます。
- ⑥をレンチ(スパナ)で固定しながら⑤を緩め減圧器を取り外します。
- 充填された①ガスシリンダーに交換します。
- ゲージを見やすい角度に減圧器を調整します。
- ⑥をレンチ(スパナ)で固定しながら⑤を時計方向に締め固定します。
- ⑦が閉まっていることを確認し、②のバルブを開けます。
(ガス漏れ等の音がないことを確認します。) - ②を閉め、⑧を開閉し接続部分の大気を排出します。
- 9.,10.の操作を3回程度繰り返し、大気や接続口のごみを排出します。
- ⑧の閉まりを確認し、②⑦次の順でバルブを”ゆっくり” 開けます。
*減圧器再取付時に⑨が回転してしまった場合は、一度反時計方向に緩めガス供給時に再調整します。 - ②を閉め⑩の圧力降下が激しい場合は、減圧器取付部分で大きな漏れの可能性があるため、バルブの閉めやパッキンの劣化を確認します。
- 漏れがなければ②を開け⑪の供給圧力を確認し、⑨で再調整します。(500kPa~800kPa)
*作業中に2次圧が減少し、装置側CIDバルブが閉じてしまった場合は、LabSolutions / 装置起動停止 / 手動操作でCIDバルブをONにしてください。
* 減圧器、装置間のガス漏れ確認を行う場合は、装置側CIDバルブが閉じていることを確認し、10分間の圧力降下を計測し、5kPa以下であることを確認します。(この場合は⑫は締めないでください。)
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