注意: 断続的(長期運転休止しない場合)にご使用になる場合は、「装置内部電源の通電」から起動操作をしてください。
本装置据付時や長期間の運転休止後に起動される場合は、「装置の通電」から起動操作をしてください。
1. 装置の通電
1) 装置に通電する前に、下記状態になっていることを確認します。
• 操作ボックスの左側の[OPERATE]キースイッチがOFFであること(ONならOFFにします)
• 操作ボックスの右側の[EMERGENCY STOP]スイッチが押下状態でロックされていないこと
(ロックされていれば、時計方向に回して解除してください。)
• HVCユニットのX線発生装置ブレーカーがON(OFFならONにします)
• 装置周囲温度が15~30ºC以内であること
2) 主電源ブレーカーをONにし、[POWER ON]スイッチをONにします。
本装置が通電します。
注記: 操作ボックスの[EMERGENCY STOP]スイッチが押下状態でロックされていると、装置には通電されません。その場合には、「異常終了時の復旧方法」を参照してください。
"(SMX-225CT) 異常終了時の復旧方法"は、
こちら
注意: 周囲温度が15~30ºCの範囲外では本装置に通電しないでください。装置内部のターボ分子ポンプ運転中に周囲温度が15~30ºCの範囲外では、主電源ブレーカーをOFFにして真空ポンプの運転を停止してください。
ターボ分子ポンプの運転時周囲温度は15~30ºC以内です。
2. 装置内部電源の通電
1) [OPERATE]キースイッチをONにします。
[OPERATE]キースイッチは操作ボックスの左上にあります。
本装置の運転を開始する時は、[OPERATE]キーを鍵穴に差し込み時計方向に回してキースイッチをONにします。
注記:
• X線発生装置の電源は主電源ブレーカーがONの間は操作ボックスの[OPERATE]キースイッチとは連動せず、常時供給されます。断続的にご使用になる場合は、X線発生装置の真空ポンプ(=ダイアフラムポンプ・ターボ分子ポンプ)が原則として常時運転している必要があります。
• [EMERGENCY STOP]スイッチを押すと、真空ポンプの運転が停止しますので、ご注意ください。
2) X線パネルユニットのX線キースイッチがONであることを確認します。
X線パネルユニットのX線キースイッチがOFFならONにします。