試薬交換の手順を以下に示します。交換後は、試薬劣化を防ぐため“試薬溶媒ビンのパージ”を行うことをお薦めします。
試薬ビンは、R1~R3・S2~S4BとR4では脱着方法が異なります。
注意: 試薬ビンの破損や、万一破損した際のガラス片の飛散を防ぐため、必ず、装置に付属のアンゼンネットを各試薬ビンに被せてお使いください。
« R1~R3・S2~S4Bの場合 »
1. 試薬ビンを取りはずします。
1) ホルダを右から左方向へ90°から180°回し、ゆるめます。
2) 試薬ビンを右から左方向へ回してはずします。
2. 試薬ビンを取り付けます。
1) ホルダが左方向に回らない位置までゆるんでいることを確認します。
2) 試薬ビンを左から右方向へ回して取り付けます。
注記: 回らなくなる位置まで締めてください。強い力で締め付ける必要はありません。
3) ホルダを左から右方向へ回して試薬ビンを固定します。
注記: 試薬ビンのシールにはOリングを使用していますので、必要以上に強く締め付けるとOリング損傷の原因となります。
« R4の場合 »
1. 試薬ビンを取りはずします。
1) 試薬ビンを右から左方向へ回してはずします。
2. 試薬ビンを取り付けます。
1) 試薬ビンを左から右方向へ回して取り付けます。
注記: 試薬ビンのシールにはOリングを使用していますので、必要以上に強く締め付けるとOリング損傷の原因となります。
3. 試薬ビンをパージします。
1) [PPSQ分析]ウィンドウの[保守]メニューから[試薬情報]をクリックします。
[試薬情報] ダイアログボックスが表示されます。
• イソクラティックシステムの場合
• グラジエントシステムの場合
2) パージを行う試薬の[パージ]にチェックを付けます。
3) ロット情報を更新する試薬の[交換]にチェックを付けます。
4) [OK]をクリックし、パージを開始します。
• パージは設定された時間だけ実行された後、自動的に停止します。
• デフォルト設定では,1つの試薬溶液ビンのパージ時間は3分です。複数の試薬溶液ビンを選択した場合のパージ時間は、同時処理が実行されるため、最大9分です。
• パージ時間は[オプション]で任意に設定可能です。