1. SALDの電源を切ります。
2. SALDにホールカバー(穴なし)を取り付けます。
3. 測定室とびらを開けます。セルスライドユニットを引き出します。
4. 回分セルホルダを取り付けます。ロックバーを押し下げます。
注記: 接続コードを接続するときは、必ずSALD-2300 の電源を切ってください。
5. 接続コードをSALDに接続します。
6. ロート付き回分セルに、上から1cm 程度までサンプル液を入れます。サンプル液がこぼれた場合は、工業用ワイピングクロスで軽くふき取ってください。
7. ロート付き回分セルをセルホルダに取り付けます。液がはねないようにかくはんレバーを静かに取り付けます。
8. セルスライドユニットを押し込みます。測定室とびらを閉じます。
9. SALDの電源を入れます。
測定およびかくはんレバー(スターラ)の動作はPC ソフトウェアより行ないます。ソフトウェア使用方法は「WingSALDII ソフトウェア」の取扱説明書をご覧ください。
10. 測定終了後はかくはんレバー(スターラ)の動作を停止させます。かくはんレバーとロート付き回分セルを取り外し洗浄・保管してください。
11. SALDの電源を切ります。接続コードを取り外します。
注記:
• ロート付き回分セルを手で持つ時は、必ずロート部を持ってください。ガラス部を手で持つと付着した汚れにより正確な測定ができなくなります。
• セルの拭き取りには工業用ワイピングクロスをお使いください。ティッシュペーパーやガーゼでセルを拭くと繊維が飛散してセルに入ることがあり正確な測定ができません。
• 回分セルからその他のセル、またその他のセルから回分セルに付け替えた際は、必ず光センサのセンタリングの確認と調整をおこなってください。
• 試料を注入するときは、必ずセルホルダを引き出してから試料を注入するようにしてください。
回分セルを測定位置にセットしたままで試料を注入すると、セルの外側に液をこぼしレンズを汚すおそれがあります。
• セルを乾燥させないでください。セルに試料が残ったまま乾燥させると除去が難しくなる場合があります。