• 分析が終了したら、以下の手順で送液を停止する。
1. 装置パラメーターを以下のように設定する。
Pump A: 0.2 mL/min
Pump B: 0.2 mL/min
CTO: OFF
2. カラムの温度が室温近くなるまで送液し、その後送液を停止する。
3. すべての装置の電源をOFFにする。
• 長期間使用しない場合
本製品を3日以上使用しない場合は、カラムをはずしたあと、分析カラムIN側の配管と分析カラムOUT側の配管をカップリング1.6Cで直接接続し、移動相および緩衝液用の送液ポンプに精製水をパージしてください。
パージ終了後、全送液ポンプを0.8 mL/minで約10分間送液し、流路を洗浄したあと送液を停止します。
• 流路の洗浄
本分析システムの据付が完了したら、カラムを取り付ける前に流路内の汚れを洗浄します。また、本製品を1か月以上放置されたあとに使用を再開するときも、流路が汚染されているおそれがあります。同様の手順で洗浄してください。
警告:
濃硝酸を希釈する場合には、必ず先に水を用意し、後から濃硝酸をゆっくりと加える。濃硝酸に対して水を加えると、急激な発熱による突沸の恐れがあります。
エタノールと高濃度の硝酸を直接混合しない。爆発の恐れがあります。流路の洗浄をする場合、エタノールと高濃度の硝酸を置換するときは、必ず水を送液したあとに、置換してください。また、洗浄後の廃液についてもエタノールと高濃度の硝酸を混合しないよう注意してください。
注意: 流路の洗浄をする場合、1 mol/L硝酸は、長時間送液しない。
1 mol/L硝酸の洗浄時間は10分程度です。長時間送液すると、プランジャーシールの劣化を引き起こすおそれがあります。それ以外の洗浄液は、長時間送液しても問題ありません。
注記:
移動相用/緩衝液用送液ポンプともに同じ洗浄液をセットしてください。
流量はすべて0.8 mL/minで送液してください。
カラムは取り外してください。
1. オートサンプラーの出口配管と、配管ケースの移動相側入口接続配管をカップリング1.6Cで接続する。
2. 移動相用/緩衝液用送液ポンプの電源をONにする。
3. 各送液ポンプとも、エタノールに置換し、10分間送液する。
4. 各送液ポンプとも、水に置換し、5分間送液する。
5. 各送液ポンプとも、1 mol/L硝酸に置換し、10分間送液する。
6. 各送液ポンプとも、水に置換し、5分間送液する。
7. 各送液ポンプとも、10 mmol/L EDTA・2Na水溶液に置換し、30分間送液する。
8. 各送液ポンプとも、水に置換し、60分間送液する。