蒸留水のラマンピークを用いて,感度の調整を行います。
1) 測定モードをスペクトルにして,[条件設定]メニューの[パラメータ]を選択し,以下のようにパラメータを設定します。
[設置条件設定]メニューを選択し,以下のようにパラメータを設定します。
2) 試料室に蒸留水を入れた角セルをセットし,試料室の蓋を閉めます。
3) <Go To WL>ボタンを押し,蛍光波長を450nmに設定し,<Auto Zero>ボタンを押します。<Start>ボタンを押して,測定を行います。以下のようなスペクトルが得られます。
4) マウスの右ボタンを押し,表示されるメニューから[カーソル]およびそのサブメニューの[カーソル表示]を選択します。読み取り用のカーソルが表示されますので,ラマン線のピーク波長(およそ397nm)およびピーク値を求めます。
5) ピーク値が10±2以内に収まっていれば,以下の調整操作は必要ありません。
収まっていない場合は,本体の背後の一番上にあるボリューム(VR0)を回してください。
6) 3),4)の操作を行い,ピーク値の確認を行います。
7) 規定値に入るまで3)から6)の操作を繰り返してください。