• No : 11779
  • 公開日時 : 2025/11/10 16:48
  • 更新日時 : 2025/11/26 09:09
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(LCMS) CIDガス(Arガス)交換手順

(LCMS) コリジョンガス(アルゴンガス)のシリンダー(ボンベ)交換手順です。

  • LCMS-TQ、QTOFシリーズにおいて、LCMSの真空を停止せずコリジョンガスを交換する方法です。
  • 一次圧:1MPa程度を交換目安としてください。(最後まで使いきると品質の悪いガスが導入される可能性があります。)
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回答

<注意>作業リスクを理解し、装置知識がある方が作業してください。

  1. LCMSのコリジョンガスを最小値17kPaに設定します。
  2. ガスシリンダーの容器バルブ(元バルブ)を閉めます。
  3. 減圧器(レギュレーター)のメインバルブを閉めます。
  4. 減圧器のブローバルブを開閉し、接続部の残圧を抜いてから閉めます。
  5. をレンチ(スパナ)で固定しながらを緩め減圧器を取り外します。
  6. 充填されたガスシリンダーに交換します。
  7. ゲージを見やすい角度に減圧器を調整します。
  8. をレンチ(スパナ)で固定しながらを時計方向に締め固定します。
  9. が閉まっていることを確認し、のバルブを開けます。
    (ガス漏れ等の音がないことを確認します。)
  10. を閉め、を開閉し接続部分の大気を排出します。
  11. 9.,10.の操作を3回程度繰り返し、大気や接続口のごみを排出します。
  12. の閉まりを確認し、②⑦次の順でバルブを”ゆっくり” 開けます。
    *減圧器再取付時にが回転してしまった場合は、一度反時計方向に緩めガス供給時に再調整します。
  13. を閉めの圧力降下が激しい場合は、減圧器取付部分で大きな漏れの可能性があるため、バルブの閉めやパッキンの劣化を確認します。
  14. 漏れがなければを開けの供給圧力を確認し、で再調整します。(500kPa~800kPa)
    *作業中に2次圧が減少し、装置側CIDバルブが閉じてしまった場合は、LabSolutions / 装置起動停止 / 手動操作でCIDバルブをONにしてください。
    * 減圧器、装置間のガス漏れ確認を行う場合は、装置側CIDバルブが閉じていることを確認し、10分間の圧力降下を計測し、5kPa以下であることを確認します。(この場合はは締めないでください。)