データ採取ポイントは十分にとれていますでしょうか?
データ採取ポイント数が少なくなると、本来のピーク形状からの乖離が大きくなり、ピーク形状のゆがみが生じ、再現性の低いクロマトグラムになってしまいます。
定量を目的とするのであれば、ピーク幅に対してデータ採取ポイントを20程度(※注)取ることを目安にしてください。
(※注)ピーク幅が細い、多成分の分析等の厳しい分析条件では、20ポイント程度を確保しようとすると、Dwell Timeを短くする必要がありますが、Dwell Timeが短いと、信号強度が低下したり、再現性が悪化する原因になります。
上記のような分析条件下では、得られた分析結果のピーク形状を確認したうえで値を検討してください。