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  • 公開日時 : 2022/05/19 10:22
  • 更新日時 : 2022/05/19 11:18
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(SMX-225CT) ソフトウェアの起動

(SMX-225CT) ソフトウェアの起動
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回答

1. CTステージ上のワーク確認
  CTソフトウェアinspeXio64を起動すると、CTステージを初期化します。
  「CTステージ初期化」とは、CTステージ各軸の位置を正確に表示するために、CTソフトウェアinspeXio64起動時に毎回各軸の基準位置(原点位置)までCTステージを移動する動作のことをいいます。
  CTソフトウェアinspeXio64を起動する前に、必ずCTステージに何も載っていないことを確認してください。
  注意: CTソフトウェアinspeXio64を起動する前に必ずCTステージに何も載っていないことを確認してください。
    CTステージに大きなワークが載っていると、CTステージ初期化中にワークや本装置を破損するおそれがあります。
 
2. CTソフトウェアの起動
  1) 制御コンピューターの電源をONし、次にモニタの電源をONします。
    しばらくすると制御コンピューターが自動起動します。
    注記: タスクバーの幅を変更しないでください。変更すると、inspeXio64の画面の一部がタスクバーに隠れる場合があります。
 
  2) OSが起動したら、デスクトップ上の(inspeXio64)をダブルクリックしてCTソフトウェアinspeXio64を起動します。
    オープニング画面が表示されます。
    
    [検出器通信中]画面が表示されます。X線検出器との通信が確立されると[検出器通信中]画面は消え、[真空排気系起動]画面が表示されます。
    
    ターボ分子ポンプの回転数が規定値を超えると[真空排気系起動]画面は消え、始業点検ウィザードが起動します。
    
    注意: 以下の画面が表示された場合、当社営業所/代理店または当社指定のサービス担当店による安全点検をおこなっていただくようお願いいたします。
      据付後6年目または、安全点検を受けたことがあれば最後に装置安全点検を受けてから5年を経過すると以下の画面が表示されます。
      ※本安全点検の目的は経年劣化による事故防止です。本点検により装置性能を保障するものではありません。
      ※本安全点検は有償での対応となります。
      
 
  3) 始業点検ウィザードに従って始業点検します。
    "(SMX-225CT) 始業点検"は、こちら
    
    始業点検が完了すると、画面右上にX線制御部が表示されます。
    
    続けてCTステージ初期化が開始します。初期化中は[ステージ初期化中]画面が表示されます。
    CTステージ初期化中にステージ初期化中画面の[キャンセル]ボタンをクリックするとCTステージの初期化が中断されます。
    
    注記: 制御コンピューターの電源を入れてから始業点検ウィザードが表示されるまでの時間は、制御コンピューターの各種設定や性能により異なりますが、およそ3分です。
    注記: スライド扉が開いている状態ではステージ初期化ができません。CTソフトウェアinspeXio64を立ち上げる前に、スライド扉が閉まっていることを確認してください。
      ステージ初期化中にスライド扉を開閉すると、安全のため初期化が中断され、メッセージが表示されます。この場合はスライド扉が閉まっていることを確認し、[OK]ボタンをクリックすると初期化が続行します。
      
    注意: 以下のメッセージが表示された場合は、すみやかに当社営業所/代理店または当社指定のサービス担当店に連絡してください。
      各軸には、オーバーリミットを検知するために、プラス方向とマイナス方向の両方向にリミットセンサ(以下LS)を設けています。ステージ初期化開始前に全軸のLSを監視し、1軸でもLSを踏んでいると以下のメッセージを表示しステージ初期化を中断します。
      
 
    CTステージの初期化が正常終了すると、CTソフトウェアinspeXio64メイン画面が表示されます。inspeXio64の操作方法については、「CTソフトウェアinspeXio64取扱説明書」を参照してください。

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