よくあるご質問(FAQ)
(EHF) TDのキャリブレーション
回答
TD(トランスデューサ)のキャリブレーションを行います。
1. セットアップ画面 から、[キャリブレーション]ボタンを押すと、キャリブレーションメニュー画面が起動します。
ここでキャリブレーションを行うTDを押すと設定画面が起動します。
ここでキャリブレーションを行うTDを押すと設定画面が起動します。
2. まず初期設定を行います。
1) TDの名称を選択します。
2) 定格値を設定します。定格値の範囲は 0.1~9999.9 の間です。 ディジタル FBアンプの場合、 1 億カウントに相当する物理量を入力してください。
3) 単位を選択します。
4) ディジタルフィルタの周波数を選択します。
5) 制御の有効・無効を設定します。無効に設定すると制御切換えを禁止します。制御に使用しないTDに対しては無効に設定してください。
2) 定格値を設定します。定格値の範囲は 0.1~9999.9 の間です。 ディジタル FBアンプの場合、 1 億カウントに相当する物理量を入力してください。
3) 単位を選択します。
4) ディジタルフィルタの周波数を選択します。
5) 制御の有効・無効を設定します。無効に設定すると制御切換えを禁止します。制御に使用しないTDに対しては無効に設定してください。
ヒント: ディジタルFBアンプの場合、初期設定画面の入力で完了です。8.センサROMの更新画面に進んでください。
ヒント: 表示言語の設定が日本語の場合は、日本語名称しか選択できません。英語名称を設定する場合は、表示言語の設定を英語してから行ってください。
3. [次へ]ボタンを押すと、励起・感度設定に進みます。
1) 励起出力値を設定します。センサの仕様に適した値を設定してください。
2) センサの定格出力値を入力します。
3) ゲインを選択します。定格出力値を入力するとゲインは自動的に選択されます。
4) センサの極性を設定します。計測値を見て極性が正しいかどうか確かめてください。
4. [次へ]ボタンを押すと、位相設定に進みます。位相設定は AC アンプでのみ有効です。DCアンプ 、VINアンプの場合はそのまま次へ進んでください。
1) ACアンプの場合は、センサを定格値付近の値を出力する状態にして、自動調整ボタンを押すと位相を自動的に調整します。
5. [次へ]ボタンを押すと、ゼロ調整に進みます。
1) センサを中立状態にして、自動調整ボタンを押すと、自動的にゼロを調整します。
6. [次へ]ボタンを押すと、スパン調整に進みます。
1) センサを定格出力状態にして、自動調整ボタンを押すと、自動的にスパンを調整します。
7. [次へ]ボタンを押すと、リニアライズ調整に進みます。
1) リニアライズ調整を行う前に、設定ボタンを押して、補正点数を選択して下さい 。補正点数は1点、2点、4点、5点、10点、20点のなかから選択できます。
2) センサを中立状態にして、ゼロの位置にリストをあわせて登録ボタンを押しゼロ点を最終調整します。
3) センサの出力を補正点にあわせて、登録ボタンを押して補正値を決定していきます。リニアライズデータリストはジョグダイヤル を使用してスクロールすることができます。
4) 補正を行わない点については、クリアボタンを押してゼロにクリアしてください。
5) すべての補正値の入力が終わったら更新ボタンを押してください。リニアライズ補正が有効となります。補正点を設定していない箇所(ゼロにクリアした箇所)は前後のデータを使用して自動的に直線補間されます。
登録ボタン上方の計測値は上段が補正前の計測値で下段が補正後の計測値となっています。
注記:
• ゼロ点が定格値に対して0.1%以上ずれている場合はゼロ点の最終調整を行えません。戻るボタンを2回押してゼロ調整を再度行ってください。
• 補正を行わない点はクリアボタンを押してゼロにしておくと、更新時に自動的に補間処理されます。
• リニアライズデータは更新ボタンを押して設定を更新するまで、もとのデータを記憶しています。戻るボタンを押して前画面に一度戻ると、リニアライズデータをもとのデータに戻すことができます。
• 補正を行わない点はクリアボタンを押してゼロにしておくと、更新時に自動的に補間処理されます。
• リニアライズデータは更新ボタンを押して設定を更新するまで、もとのデータを記憶しています。戻るボタンを押して前画面に一度戻ると、リニアライズデータをもとのデータに戻すことができます。
8. [次へ]ボタンを押すと、センサ ROM の更新に進みます。
1) ロックレベルの設定を行います。ロックレベルを設定することで、キャリブレーション 情報を保護することができます。ロックレベルは LV1 から LV4までの4種類があり、制限事項は下表のとおりです。
LV4: 全設定変更禁止
LV3: センサ名称およびフィルタ設定のみ変更許可
LV2: LV3に加えてソフトウェア極性およびゼロ調整、リニアライズ調整を変更許可
LV1: 全設定変更許可
2) 自動ロックのON、OFFを設定します。自動ロックをONに設定すると、ロックレベルを変更した場合でも、キャリブレーション 画面
を完了すると、自動的にロックレベルを LV4 に設定します。
3) ROM更新ボタンを押すとセンサROMに新しい情報を書き込みます。書き込みには10秒程度の時間がかかります。
を完了すると、自動的にロックレベルを LV4 に設定します。
3) ROM更新ボタンを押すとセンサROMに新しい情報を書き込みます。書き込みには10秒程度の時間がかかります。
注記: キャリブレーション情報の保護のため、ロックレベルをLV4に設定し自動ロックをONに設定してください。
ROMの更新を行わずに本制御装置の電源を切ると校正値は記憶されません。
ROMの更新を行わずに本制御装置の電源を切ると校正値は記憶されません。
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