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  • No : 7380
  • 公開日時 : 2021/12/07 10:15
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(EHF) システムの停止

(EHF) システムの停止
EHF-E, U, Lシリーズ
4830形制御装置
カテゴリー : 

回答

供試体の取り外し方の概要を記載します。詳細は各試験治具の取扱説明書をご参照ください。
 
警告:
  • 供試体を取り外す前に必ず除荷を行ってください。
    アクチュエータが動くと非常に危険です。
  • 供試体の取付け、取り外し時は極力油圧源を停止した状態で行ってください。
    作業中にアクチュエータが動くと非常に危険です。油圧チャック使用時などやむを得ず油圧源を起動した状態で供試体の取付け、取り外しを行う必要がある場合は、アクチュエータの制御モードをピストン変位にして供試体の取付け、取り外しを行ってください。
  • 供試体の取り付けや取り外しのために上下試験治具間に手を入れる際は、クロスヘッドを上げ、治具間隔を十分に取ってください。
    治具間隔が小さいと、誤操作等でクロスヘッドやピストンが動いたときに手は指を挟んでけがをする恐れがあります。
  • 供試体の取り付けや取り外しのために上下試験治具間に手を入れる際は、クロスヘッド落下防止ストッパーが昇降ジャッキのシリンダ上面にしっかりと押し当たって固定されていることを確認してください。
    誤操作等でクロスヘッドが動いたときに手や指を挟んでけがをする恐れがあります。
  • 供破断した供試体を取り外す際は手袋を使用してください。
    破断した供試体の鋭利な破断面で手を切る恐れがあります。
  • 供試体の取り付け・取り外し作業は保護メガネを着用して行ってください。
    供試体や工具が破損して目に当たると非常に危険です。
  • 供試体取り付け・取り外し作業は、一人作業で行ってください。
    作業中に意図せずアクチュエータが動くと非常に危険です。
  • 油圧源を起動する時は、試験機の可動部に近づかないでください。
    アクチュエータピストンが急激に動く場合があるため、非常に危険です。油圧源を起動する時は、必ず事前に周囲の安全をご確認ください。
 
1. 供試体が破断していない場合
  1) 除荷を行 います 。
    制御モードを試験力にして、平均値移動により除荷を行い、タッチロード機能の設定値以下になるようにします。次にジョグダイアルを有効にして完全に除荷します。
  2) 油圧源を停止し、クロスヘッド側の試験治具から供試体を取り外します 。
  3) 油圧源を起動し、 ジョグダイアルを回してピストンを下降させ、固定側の試験治具から供試体を離 します。
  4) 油圧源を停止し、 アクチュエータ側の試験治具から供試体を取り外 しま す。
  5) 試験治具を取り外す必要がある場合は、 試験治具を取り外してください。
    "(EHF) 試験前の準備"は、こちら
  6) 試験治具を取り外さない場合は、制御装置前面のフロント電源スイッチを OFF にしてください。
 
2. 供試体が破断した場合
  1) アクチュエータが変位制御になっていることを確認してください。
  2) クロスヘッドを上昇させ、試験空間を十分に開けてください。
  3) 油圧源を停止し、供試体を取り外します。
  4) 試験治具を取り外す必要がある場合は、試験治具を取り外してください。
    "(EHF) 試験前の準備"は、こちら
  5) 試験治具を取り外さない場合は、制御装置前面のフロント電源スイッチを OFF にしてください。
 
3. 非拘束な試験(曲げ試験または圧縮試験など)の場合
  1) 制御モードを 変位制御にし、ジョグダイアルを用いてアクチュエータを下降させます。
  2) 完全に除荷できたことを確認後、クロスヘッドを上昇させ 、試験空間を十分に開けてください。
  3) 油圧源を停止し、供試体を取り外します。
  4) 試験治具を取り外す必要がある場合は、試験治具を取り外してください。
    "(EHF) 試験前の準備"は、こちら
  5) 試験治具を取り外さない場合は、制御装置前面のフロント電源スイッチを OFF にしてください。

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