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  • No : 7342
  • 公開日時 : 2021/12/06 11:48
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(HMV) 明るさ、コントラスト調整

(HMV) 明るさ、コントラスト調整
HMV-G31, HMV-G21, HMV-G31-FA, HMV-G-FA, HMV-G31-XY, HMV-G-XY
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回答

パーソナルコンピュータに取り込まれる画質を調整します。
この調整は、次のような場合に行ってください。
• 硬度計の照明ランプを交換するなどして、照明の明るさが著しく変化した場合
• 観察されるくぼみの画像の明るさやコントラストが著しく低下している場合
 
1. 装置を起動し、[試験] アプリケーションで試験を行い、硬さ基準片などの試料にくぼみをつけます。この時、くぼみがウィンドウをはみ出さない範囲で最も大きくなるような試験力を選びます。
2. [光量調整] パネルを操作して、照明ランプを最も暗い状態にします。
3. ディスプレイの画像が鮮明になるまで、[光量調整] パネルを操作して照明ランプを徐々に明るくしていきます。明るくしすぎると画面が白くなります。
4. [試験] アプリケーションを終了してメインメニューに戻ります。
5. メインメニューで [ファイル] - [メンテナンス] を選択し、[メンテナンスメニュー] ウィンドウを開き、[明るさコントラスト調整] ボタンをクリックします。[明るさコントラスト調整] ウィンドウが開きます。
   
6. [初期値に戻す] ボタンをクリックし、設定を初期値に戻します。
7. カラーカメラの場合、[ホワイトバランス] をクリックします。カメラがホワイトバランスを自動調整します。調整は数秒程度で完了します。
8. [明るさコントラスト調整] ウィンドウの各項目のスライドボタンをドラッグして設定値を変更します。色合い、色の濃さの項目はカメラをカラー用に変更された場合に、効果が現れます。
9. [ヒストグラムの更新] ボタンをクリックして、現在の設定値でのヒストグラムを表示します。
  硬さ基準片などの、鏡面の試料にくぼみをつけた画像のヒストグラムの形は、 2 つのピークをもつものとなります。左側のピークがくぼみに、右側のピークが背景に対応します。
  くぼみの自動読取は、このように2つのピークがあり、2つのピークの谷間がヒストグラムの中心になる形状を持つ画像に行なうのが理想的です。
  • 明るさの値を大きくすると、ヒストグラム全体が右側に平行移動します。
  • ガンマ の値を小さくすると、ヒストグラム全体がならされます。
  • 輪郭強調の値を大きくすると、輪郭がはっきりします。
  また、ヒストグラムが次のような状態にならないよう注意してください。
  • ヒストグラム右端 にピークができる状態。ハレーションを起こしています。
  • ヒストグラム左端にピークができる状態。明るさが不足しています。
10. 調整が終了したら [明るさコントラスト調整] ウィンドウを閉じて、[メンテナンスメニュー] ウィンドウに戻ります。

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