• 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L
  • No : 7335
  • 公開日時 : 2021/12/06 10:05
  • 更新日時 : 2021/12/17 10:14
  • 印刷

(HMV) ダイヤモンド圧子取り付け部の調整

(HMV) ダイヤモンド圧子取り付け部の調整
HMV-G30, HMV-G20
HMV-G31, HMV-G21
HMV-G31-FA, HMV-G-FA
HMV-G31-XY, HMV-G-XY
カテゴリー : 

回答

部品番号: 347-20344  ビッカース圧子
部品番号: 340-06619-07  硬さ基準片,HV700
 
1. くぼみ形状が不良の場合
  下図 のようにくぼみの形状が変形する場合は、圧子取り付け部の故障あるいは調整不良ですので、 当社営業所/代理店または当社指定のサービス担当店に連絡してください。
  
  下図のようなくぼ み形 状は試料面の取り付けが水平でないときにも生じます。水平レベル調整が必要ですので、当社営業所/代理店または当社指定のサービス担当店に連絡してください。
  
 
2. 圧子の取り換え
  1) XYステージを最下位置付近まで下げます。
  2) 圧子部に圧子固定具を取り付けて、圧子を固定します。
  3) 圧子を指で軽く持ち上げてみて、圧子が上下しないことを確認します。
  4) 圧子ホルダと圧子を手で押さえながら、ホルダの下側の止めねじを緩めて圧子を取り外します。
    注記: 止めねじを緩めると圧子が落下しますので、圧子を落とさないよう注意してください。
    注記: 圧子を素手で触ると皮脂等の汚れが圧子に付着しますので、手袋等を使用して圧子を交換してください。
    
  5) 新しい圧子を圧子ホルダに取り付けて止めねじを締めて圧子を固定します。圧子の取り付けは、圧子の切り欠きが止めねじの手前を向くように圧子ホルダに差し込み、圧子が圧子ホルダに当たるまで押し上げます。
 
3. くぼみ像の傾き調整
  くぼみ像が下図のように傾いている場合、以下の手順で調整してください。
  1) 試験を行い、くぼみをつけて、傾きθを覚えておきます。
  2) 「圧子の取り換え」の1)2)の要領で、圧子がふらつかないようにします。
  3) 圧子ホルダを押さえ、圧子ホルダの止めねじ(2本の内の上側)を緩めます。
  4) 圧子ホルダを像の傾きとは反対側に回し、傾きθを修正し、圧子を軽く上に押さえ付けながら緩めた止めねじを締めます。
  5) 再度くぼみを打ち、くぼみの像を確認します。
  6) くぼみ像の傾きθがゼロになるまで繰り返します。
    

アンケート:ご意見をお聞かせください

ご意見・ご感想をお寄せください ご返信が必要な場合は、画面下部の4つのお問い合わせボタン(赤色)からお願いします
本サイトはPKSHA Communication社のシステム"PKSHA FAQ"を利用しています。