原因1: 試薬ガスボンベの元栓,調圧器の調圧弁または出口開閉弁が閉じている。試薬ガスコントロール部のバルブがOFF になっている。
対策1: 各々の開閉状態を確認し,閉またはOFF のものがあれば開またはON にしてください。
原因2: イオン源ボックスの取付けが不完全またはインターフェース部キャップが完全にイオン源ボックスに差し込まれていない。
対策2: 装置を停止し,イオン源の状態を確認してください。その際,装置の電源は必ずOFF にしてください。
原因3: イオン源に大量の試薬ガスを導入している。
対策3: 真空度が規定の範囲内にはいるように調圧器の調圧弁を調整してください。
化学イオン化法(CI, NCI)試薬ガスの設定手順は
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化学イオン化法(CI, NCI)試薬ガスを導入しすぎた場合は
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原因4: イオン源のPTFE チューブが外れている。または取付けが悪い。
対策4: 装置を停止し,イオン源へのPTFE チューブの取付け状態を確認してください。
その際,装置の電源は必ずOFF にしてください。
原因5 正しい種類のイオン源ボックスが取付けられていない。または正しいリペラ電極スペーサがつけられていない。
対策5: 装置を停止し,イオン源の種類,リペラ電極スペーサの種類を確認してください。イオン源を取外す際は,装置の電源は必ずOFF にしてください。
化学イオン化法(CI, NCI)イオン源の交換・洗浄手順は
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原因6: イオン源ボックスとリペラ電極が絶縁されていない。
対策6: イオン源を取外し,テスターでリペラ電極とスペーサ間の絶縁を確認してください。装置の電源はOFF にして作業を行ってください。
化学イオン化法(CI, NCI)イオン源の交換・洗浄手順は
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