よくあるご質問(FAQ)
(SMX-225CT) X線管真空チャンバーの清掃 (動画)
(SMX-225CT) X線管真空チャンバーの清掃 (動画)
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回答
フォーカスカップ表面やX線管真空チャンバー内側を清掃します。フィラメント交換時やエージングが終わらないときにX線管真空チャンバーを清掃してください。
1. ステージ上に何も載っていないことを確認します。
2. SDDを1200 mmに移動します。
3. SRDを最大限まで移動します。
4. CTソフトウェアinspeXio64メイン画面の右上の[×]をクリックして終了します。
5. HVCユニットのX線発生装置ブレーカーをOFFしてX線発生装置の電源を切ります。
X線発生装置の電源がONのまま作業すると感電するおそれがありますので、必ずOFFにしてください。
X線発生装置の電源がONのまま作業すると感電するおそれがありますので、必ずOFFにしてください。
6. ターボ分子ポンプのベントバルブを反時計方向に1回転させ大気開放します。この状態で3分間待ちます。
注意: ベントスクリューを完全に抜かないでください。
故障の原因になります。
故障の原因になります。
7. 大気開放している音(ベントバルブからチャンバーに空気が流入する音)がしなくなったのを確認して、X線管ヘッド部のクランプとローレットネジを外します。
8. ヒンジ部のX線管ヘッド固定レバーを上に引き上げてX線管ヘッドを開けた後、固定レバーを下に戻して開けた状態で固定します。
9. プラスドライバーを持って、フォーカスカップとX線管真空チャンバー間を短絡します。
このとき、感電事故を避けるため、先にプラスドライバーをX線管真空チャンバーにつけた後、滑らせるようにして横からフォーカスカップに触れるようにしてください。
先にフォーカスカップに触れると感電するおそれがあります。
このとき、感電事故を避けるため、先にプラスドライバーをX線管真空チャンバーにつけた後、滑らせるようにして横からフォーカスカップに触れるようにしてください。
先にフォーカスカップに触れると感電するおそれがあります。
10. ビニール手袋を装着してください。
ビニール手袋を装着せずに作業すると、フォーカスカップやX線管真空チャンバー内に手垢や脂が付着して、放電の原因となるおそれがあります。
ビニール手袋を装着せずに作業すると、フォーカスカップやX線管真空チャンバー内に手垢や脂が付着して、放電の原因となるおそれがあります。
11. フォーカスカップ表面や真空チャンバー内側を、洗浄用アルコールを含ませたベンコットで清掃します。
12. X線管真空チャンバーのOリングに薄く真空グリース(部品番号: 017-30831-01)を塗布します。
誤って、真空グリースがチャンバー内に付着した場合は、洗浄用アルコールを含ませたベンコットで洗浄してください。
誤って、真空グリースがチャンバー内に付着した場合は、洗浄用アルコールを含ませたベンコットで洗浄してください。
13. ヒンジ部のX線管ヘッド固定レバーを上に引き上げてX線管ヘッドを閉じます。
14. X線管ヘッド部のクランプをロックした後、ローレットネジを締めます。
15. ターボ分子ポンプのベントバルブを時計方向に回して閉めます。
16. X線発生装置ブレーカーをONしてX線発生装置の電源を入れます。
17. 制御コンピューターのデスクトップの「inspeXio64」アイコンをダブルクリックしてCTソフトウェアinspeXio64を起動します。
CTソフトウェアが起動して、下記メッセージが表示されます。
CTソフトウェアが起動して、下記メッセージが表示されます。
真空排気系(ダイアフラムポンプとターボ分子ポンプ)が正常に起動すると、上記メッセージが消えてCTソフトウェアinspeXio64メイン画面が表示されます。CTソフトウェアが起動してから上記メッセージが消えるまで通常3分程度かかります。3分以上経過しても上記メッセージが消えない場合やエラーメッセージが表示される場合は、X線パネルユニットのステータスを確認し、「X線パネルユニットのステータス」を参照してください。
"(SMX-225CT) X線パネルユニットのステータス"は、こちら
18. X線制御部の をクリックして、X線発生装置情報画面を表示します。
19. X線発生装置情報画面の真空計出力が15以下になるまで待機します。
大気開放後、真空計出力が15以下になるまで通常2時間程度かかります。
大気開放後、真空計出力が15以下になるまで通常2時間程度かかります。
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