よくあるご質問(FAQ)
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(GCMS) ガードカラムの取り付け
(GCMS) ガードカラムの取り付け
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回答
1. 不活性処理済ヒューズドシリカチューブ(ガードカラム)を約2mに切断します。
2. キャピラリカッターを使用して、ガードカラムと分析カラムの接続部分を直角に切断してください。
注記: 正しく切断されているか、ルーペを利用してご確認ください。
3. トルエン、メタノールなどの溶剤をガーゼ等に含ませて、両カラムの接続部シール面の汚れを拭きとっておきます。
注記: 溶剤でぬらすとカラム先端のすべりがよくなり、プレスタイトコネクタに挿入しやすくなります。
4. ガードカラム先端がプレスタイトコネクタの中でしっかり押さえ込まれるまで、適度な力を加えて差し込んでください。
注記: 力を入れすぎるとカラム先端が押しつぶれることがあります。ご注意ください。
5. 分析用のカラムの端も同じ要領で、プレスタイトコネクタの反対側の口から差し込んでください。
6. オーブン内壁に接触しないように、ガードカラムを分析カラムのキャピラリケージに適当に巻き付けます。
注記: RESTEK製分析カラムの場合は、カラムを固定しているひもをほどき、ガードカラムをケージに巻き付けて縛りなおすと安定します。
7. GCに通常のカラムのように取り付け、起動します。
8. ピークモニタ画面で水と窒素をモニタし、リークがないかをチェックしてください。
注記: リークディテクターを使用してプレスタイトコネクタ接続部の漏れを確認することをお勧めします。
9. 次の分析条件でカラムをエージングします。
[圧力一定モード] 40ºC → (10ºC/min) → 220ºC (60min) → (-10ºC/min) → 40ºC
注記: 急激に加温、冷却を行うと外れる場合があります。
10. 再度、リークチェックを行ってください。
注記: カラムの使用温度は、プレスタイトコネクタの使用温度上限(325ºC)を超えないようにご注意ください。
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