よくあるご質問(FAQ)
<DTG-60>実際のホールド温度が設定した目標値とずれている
実際のホールド温度が、温度プログラムで設定した目標値とずれています。
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回答
装置の温度制御方法は、初期設定では加熱炉の温度を制御する方式となっています。
ソフトウェア上には試料温度が表示されますので、加熱炉の温度を制御する方式では加熱炉と試料との間の温度勾配により試料温度が目標温度より少しずれた温度でホールドされます。
ソフトウェア上には試料温度が表示されますので、加熱炉の温度を制御する方式では加熱炉と試料との間の温度勾配により試料温度が目標温度より少しずれた温度でホールドされます。
対策としては以下の2つの方法があります。
➊温度制御の設定を「試料温度を使用する」に変更する。
(試料温度で制御する場合は、試料の吸発熱によって温度曲線が設定したプログラム通りに実行されない場合があります)
(試料温度で制御する場合は、試料の吸発熱によって温度曲線が設定したプログラム通りに実行されない場合があります)
- 収集プログラムの[装置]メニューの[装置プロパティ]を選択します。「装置プロパティ」画面が開きます。
- [DTG-60]タブを選択します。「DTG-60」プロパティが表示されます。
- [試料温度を使用する]をマウスで選択し、[OK]ボタンを選択します。
➋ホールド温度調整係数を設定することでホールド温度調整のずれを補正することができます。
- [装置]メニューの[ホールド温度調整]をクリックします。
- 設定した温度プログラムの目標温度と試料の温度との偏差(ズレ)を入力します。
もし、設定温度よりも試料温度が低ければプラス値を、高ければマイナス値を入力してください。 - [OK]をクリックします。
装置に送信、設定されます。
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