よくあるご質問(FAQ)
(FTIR) IRSpirit 波数校正
(FTIR) IRSpirit 波数校正
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回答
二酸化炭素と水蒸気の吸収ピークを使って、IRSpiritの波数校正を行います。
FTIRのパワースペクトルの横軸は波数表示なので、波数精度の校正になりますが、この精度は参照レーザーの波長によるものなので、結果表示は参照レーザーの波長を表示します。
目安として、1か月に1回、波数校正を行ってください。
また、初期化時の自己診断で「レーザーの波長チェック」の項目が不合格となった場合は波数精度が保証されないので、必ず波数校正を行ってください。
FTIRのパワースペクトルの横軸は波数表示なので、波数精度の校正になりますが、この精度は参照レーザーの波長によるものなので、結果表示は参照レーザーの波長を表示します。
目安として、1か月に1回、波数校正を行ってください。
また、初期化時の自己診断で「レーザーの波長チェック」の項目が不合格となった場合は波数精度が保証されないので、必ず波数校正を行ってください。
注記:
• 波数校正後は、再びバックグランド測定してください。そのままサンプル測定を行うと、スペクトル上にノイズが現れることがあります。
• 波数校正後は、ASTMに準拠したバリデーションプログラム用のレファレンスを再測定してください。そのままバリデーションを実行すると、スペクトル上にノイズが現れて、誤判定をすることがあります。
• 試料室内の二酸化炭素と水蒸気の濃度が薄いと波数校正ができず、下記のエラーが表示されます。試料室の蓋を外すなどで、大気にさらした状態で再度波数校正を行ってください。
• 干渉状態が悪いと適切な波数校正を行うことができません。波数校正の途中で下記のエラーが表示された場合はメッセージ上の[干渉強度最適化]をクリックして、干渉状態を最適化してください。この最適化は波数校正中のみに適用されるので、波数校正の途中で終了した場合は元の干渉状態に戻ります。波数校正を完了させるか、自動調整(微調整)を行ってください。
• 波数校正後は、ASTMに準拠したバリデーションプログラム用のレファレンスを再測定してください。そのままバリデーションを実行すると、スペクトル上にノイズが現れて、誤判定をすることがあります。
• 試料室内の二酸化炭素と水蒸気の濃度が薄いと波数校正ができず、下記のエラーが表示されます。試料室の蓋を外すなどで、大気にさらした状態で再度波数校正を行ってください。
• 干渉状態が悪いと適切な波数校正を行うことができません。波数校正の途中で下記のエラーが表示された場合はメッセージ上の[干渉強度最適化]をクリックして、干渉状態を最適化してください。この最適化は波数校正中のみに適用されるので、波数校正の途中で終了した場合は元の干渉状態に戻ります。波数校正を完了させるか、自動調整(微調整)を行ってください。
1. IRSpiritの試料室に付属品や試料など赤外光を妨げるものがないことを確認します。
注記: 試料室に試料があると、試料の吸収ピークに妨げられて、適切な波数校正が行えません。同じ様に試料室に付属品があると、特にダイヤモンドプリズムを使用したATRはダイヤモンドの吸収の影響を受けて、適切な波数校正が行えません。
どちらの場合も、その状態で波数校正を行うと、測定データの波数精度が保証できません。
どちらの場合も、その状態で波数校正を行うと、測定データの波数精度が保証できません。
2. LabSolutions IRの測定ツールバーで[装置]をクリックし、[波数校正]を選びます。
波数校正が実行されます。
波数校正は下記の3ステップを行います。
• 現在の波数の確認
• 波数の校正値計算
• 校正値での検証
波数校正が実行されます。
波数校正は下記の3ステップを行います。
• 現在の波数の確認
• 波数の校正値計算
• 校正値での検証
3. 下記の結果画面が表示されたら、[OK]をクリックします。
注記: 波数校正前後でのレーザー波長の差が一定値以下の場合は、波数精度が十分保たれているため、波数の変更を行いません。
4. 以下の画面が表示されたら、[OK]をクリックして、自動調整を実行します。
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