• 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L
  • No : 12243
  • 公開日時 : 2026/05/07 14:56
  • 更新日時 : 2026/05/07 15:11
  • 印刷

(FTIR) 液体セルで100%以上の透過率または干渉縞が発生

(FTIR) 液体セルを用いた測定において、透過率が100%を超える、または波打つような干渉縞が発生する。

カテゴリー : 

回答

液体セルを用いた測定で透過率が 100%を超える場合、主な原因はバックグラウンド測定時に検出器に到達する光量が試料測定時の光量よりも少ないことです。例えば、窓板表面にキズが入っていると、バックグラウンド測定の際に光の散乱による影響で光が直進しづらくなり、検出器に到達する光の量が減ります。一方、液体サンプルを入れると、キズに液体が入り込むため散乱の影響が抑えられ、光が透過しやすくなり、結果として透過率が100%を超えることがあります。

また、スペクトルに周期的な波状パターン(干渉縞)が現れる場合、主な原因はセル二枚の間の空気層による干渉です。下図1のようにセルを透過した光と内面で反射した光が波長によって強め合ったり、弱め合ったりして、スペクトルのベースラインにサインカーブのような干渉縞を生じさせます(図2)。

これらの現象を回避するには、まず窓板1枚のみでバックグラウンド測定を行い、その後に窓板2枚で試料を挟んで試料測定を行ってください。

アンケート:ご意見をお聞かせください

ご意見・ご感想をお寄せください ご返信が必要な場合は、画面下部の4つのお問い合わせボタン(赤色)からお願いします
本サイトはPKSHA Technology社のシステム"PKSHA FAQ"を利用しています。