交換する試薬をそれまで使用していた試薬と混合させたくない場合や、装置を立ち下げる場合などは、つぎの手順で装置内の試薬を除去してください。
この操作はリアクタやコンバータが十分乾燥した状態で行ってください。
1 リアクタ / コンバータを乾燥します。
注記: リアクタやコンバータが十分乾燥している場合は不要です。
1) [PPSQ分析]ウィンドウで[保守]メニューの[シーケンサの制御]、[ファンクション操作]をクリックします。
[ファンクション操作]ダイアログボックスが表示されます。
2) 取りはずす試薬がR1・R2・R3・S2・S3の場合は[Reactor]側[Dry Reactor (H)]を選択します。
3) [実行]をクリックします。
リアクタの乾燥が開始されます。
4) 取りはずす試薬がR4・S4Bの場合は[Convertor]側[Bubble Conv. (H)]を選択します。
5) [実行]をクリックし、コンバータの乾燥を開始します。
6) 3分程度乾燥させたあと、[Reactor]、[Convertor]それぞれについて[Inactive]をクリックします。
リアクタの乾燥が停止します。
2. 試薬ビンを取りはずします。
"(PPSQ) 試薬の交換"は、
こちら
3. 配管内の試薬を除去します。
注記: 装置内の試薬の除去は、必ず試薬ビンをはずしてから行ってください。
1) 除去したい試薬のビン内に入っていたチューブの先端を適当な容器で受けます。
2) [PPSQ分析]ウィンドウで[保守]メニューの[シーケンサの制御]、[ファンクション操作]をクリックします。
[ファンクション操作]ダイアログボックスが表示されます。
3) R1・R2・R3・S2・S3の場合は[Reactor]側、R4・S4Bの場合は[Converter]側で、[Backflush "試薬名"]を選択します。
4) [実行]をクリックします
配管中の試薬がパージされます。
注意: 試薬が勢いよく押し戻されてきますのでご注意ください。
5) 5分程度乾燥させたあと、[Inactive]をクリックします。
Backflush動作が停止します。
6) [ファンクション操作]ダイアログボックスで[閉じる]をクリックします。