注入口セプタム
ローブリードセプタムもブリーディングがゼロではありません。各種セプタムによってブリーディングの種類は異なり、クロマトグラム上で異なるパターンとして現れます。高感度分析においては、目的化合物のピークを妨害する位置にブリーディングが現れないセプタムを選択し、使用する必要があります。また、ヘキサン等で数時間抽出後120℃~ 200℃程度で数時間コンディショニングを行うとブリーディングの減少に効果がある場合があります。
AOC用シリンジをご使用の場合、注入回数 100回程度での交換が必要です。ガスタイトシリンジなど針先外径が太い場合、注入回数 50回程度での交換が必要です。