• No : 4661
  • 公開日時 : 2020/12/23 11:32
  • 印刷

(GCMS) GC/MS分析の基礎を教えてください。

(GCMS) GC/MS分析の基礎を教えてください。
カテゴリー : 

回答

GC/MS分析の基礎は、こちら
以下のGCMSの基礎知識や測定原理について,解説しています。
1. 概論
 1.1. 質量とは ?
  1.1.1. 物質の質量
  1.1.2. 質量数と同位体
  1.1.3. 炭素原子の同位体存在度
  1.1.4. 同位体存在度表
  1.1.5. 分子量
 1.2. イオンの種類
  1.2.1. マススペクトルの例
  1.2.2. ベースピーク
  1.2.3. 分子イオンピーク
  1.2.4. フラグメントイオン
  1.2.5. 同位体ピーク
2. イオン化モード
 2.1. EI(Electron Ionization)
  2.1.1. EIの特長
  2.1.2. EIで生成される分子イオン
  2.1.3. EIで生成されるフラグメントイオン
  2.1.4. EI プロセスの全体像
  2.1.5. EI マススペクトルの生成
  2.1.6. 電子エネルギーとマススペクトル
 2.2. PCI(Positive Chemical Ionization)
  2.2.1. PCIの特長
  2.2.2. PCIスペクトル
  2.2.3. PCIの条件
  2.2.4. PCIのイオン化プロセス
  2.2.5. イオン分子反応
  2.2.6. プロトン親和力
  2.2.7. 試薬ガス
 2.3. NCI(Negative Chemical Ionization)
  2.3.1. NCIの特長
  2.3.2. NCI マススペクトル
  2.3.3. NCIのイオン化プロセス
  2.3.4. 分子イオンピークとフラグメンテーション
  2.3.5. 負イオン生成プロセス
  2.3.6. 有用なアプリケーション分野
3. GC-MS装置
 3.1. イオン源
  3.1.1. イオン源概観
  3.1.2. イオン源の構造
  3.1.3. イオン化のコントロール
  3.1.4. 磁石の役割
  3.1.5. イオン化法とイオン源
 3.2. 質量分析部
  3.2.1. 質量分析計概観
  3.2.2. QP型質量分析計の構造
  3.2.3. ロッドへ印加される電圧
  3.2.4. QP型質量分析計の質量選択
  3.2.5. QP型質量分析計の原理式
  3.2.6. 安定領域とイオン軌道
  3.2.7. 安定領域とスキャンライン
 3.3. スキャンモードとSIMモード
  3.3.1. スキャンモードとSIMモード
  3.3.2. スキャンモード
  3.3.3. トータルイオンクロマトグラム(TIC)
  3.3.4. マスクロマトグラム(MC)
  3.3.5. SIMモード
  3.3.6. FASST (Fast Automated Scan/SIM Mode)
 3.4. 検出器
  3.4.1. 検出器概観
  3.4.2. 電子増倍管の構造(不連続ダイノード型)
  3.4.3. 電子増倍
  3.4.4. 電子増倍管のゲイン
  3.4.5. 電子増倍管の構造(連続ダイノード型)
  3.4.6. コンバージョンダイノード
 3.5. 真空系
  3.5.1. 真空系概観
  3.5.2. なぜMSでは高真空が必要なのか?
  3.5.3. ターボ分子ポンプ
  3.5.4. シングル排気系
  3.5.5. 真空度を決めている要素は何か
  3.5.6. 差動排気系
  3.5.7. シングル排気系と差動排気系
  3.5.8. デュアルインレットターボ分子ポンプ
  3.5.9. 排気容量とカラム
4. GC-MSによる分析
 4.1. GCの検出器としてのMS
  4.1.1. GC-MSとは
  4.1.2. GC-MSで測定できる化合物
  4.1.3. 多成分試料の分析の流れ
  4.1.4. クロマトグラフの分離
  4.1.5. クロマトグラムの見方
  4.1.6. GCによる定性分析
  4.1.7. GC/MSによる定性分析
  4.1.8. GC/MSによるピーク分離
 4.2. GC-MSによる定性分析
  4.2.1. 定性分析とスキャンモード
  4.2.2. スキャンモードで得られるデータ
  4.2.3. ライブラリ検索(シミラリティ検索)
  4.2.4. シミラリティ検索結果
  4.2.5. 重なったピークの化合物同定
  4.2.6. マスクロマトグラムによる目的成分のピークの確認
 4.3. GC-MSによる定量分析
  4.3.1. 定量分析
  4.3.2. 絶対検量線法
  4.3.3. 内部標準法
  4.3.4. SIMモード
  4.3.5. 定量分析に用いるイオンの選択
  4.3.6. スキャンとSIMのデータ比較
5. 進化するGC/MS分析
 5.1. GC-MS/MS装置とその応用
  5.1.1. GC-MS/MS 装置 (Triple Q type)について
  5.1.2. なぜ GC/MS/MS?
  5.1.3. Triple Quad型 MS/MSの基本構造
  5.1.4. QPロッドの動作モードと衝突エネルギー
  5.1.5. GC-MS/MSにおける3本のQPの動作モード
  5.1.6. CID (衝突誘起解離)
  5.1.7. MRMモード