• No : 2972
  • 公開日時 : 2020/10/28 16:00
  • 更新日時 : 2020/11/10 14:59
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(MR)ミキサーの選択

(MR)ミキサーの選択
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回答

ベースラインの安定性は流量、検出器、移動相に依存しますので、装置構成および分析条件に合わせてミキサーを選択してください。
グラジエントの種類 ミキサー
高圧グラジエント MR 180 μL
低圧グラジエント
MR 300 μL LPGE
(システム容量を小さくしたい場合は、MR 40 μL LPGEを使用してください。)
 
下表に超高速分析などの高圧グラジエントにおいてグラジエント遅れ容量を軽減したい場合、用いるミキサーの一例を示しています。
検出器と移動相の組み合わせにおいて使用可能なミキサーのうち、最も容量の小さいミキサーを記載しています。
  移動相にトリフルオロ酢酸を含む場合フォトダイオードアレイ検出器使用時 移動相にギ酸、酢酸などを含む場合 水(緩衝液含む)、有機溶媒、またはその混合溶媒など吸収が少ない移動相の場合
フォトダイオードアレイ検出器使用時 MR 180 μL MR 180 μL MR 180 μL
吸光度検出器使用時 MR 180 μL MR 100 μL MR 40 μL
LCMS、LCMSMS使用時 - MR 20 μL MR 20 μL
複数検出器を接続される場合には、その中で、最も容量の大きなミキサを使用してください。 例えば、LC/MS と PDA を使用される場合には MR180 μLとなります。 また、どのような種類の移動相を使われるか不明の場合は、最も容量の大きい MR180 μLを使用してください。