サプレッサは、イオン交換膜およびメッシュに水が含まれて膨潤すること(水和)により適切に動作する状態になります。
以下の場合にサプレッサの水和操作を行ってください。
• 初めてサプレッサを使用する場合
• サプレッサ内が乾燥してしまった場合
• サプレッサに通液が行われていない状態でサプレッサを作動させてしまった場合
1. 下図のように、配管されていることを確認します。この時カラムは外して、カップリングを接続してください。
2. CDD-10Avpの初期画面から[back]キーを二度押し、サプレッサ電流のポンプ同期[SUP1 ON/OFF]を「0:OFF」に設定する。
3. ポンプを純水に置換し、1 mL/minで5 分間サプレッサに通液する。
4. ポンプを停止して、そのままの状態にして20分間放置して、サプレッサのイオン交換膜を完全に水和させる。
サプレッサの配管を取り外して操作を行います。
1. 付属のREGEN.IN接続用の配管の変換部分を利用して、REGEN.INポートから、5 mLの純水をサプレッサに通液する。
2. 付属の1 mLディスポーザルシリンジをELUENT.INポートに接続して、5 mLの純水をサプレッサに通液する。
3. サプレッサをそのままの状態にして20分間放置して、サプレッサのイオン交換膜を完全に水和させる。