検出器信号に対する信号処理のパラメータを設定します。設定値が大きいほど出力されるノイズは小さくなりますが、ピーク幅が太くなり、ピーク高さは小さくなります。フィルタ信号時定数は、ピークの半値幅に対応する最適値を設定してください。
<注記>フィルタ信号時定数は、通常初期値(デュアルFID, TCD の場合: 1 s、シングルFID の場合: 200 ms)のままで問題ありません。
ピークの半値幅に応じて、時定数を変更することでS/N比が改善する場合があります。
下図のように半値幅が「0.1秒」のピークの場合、[20 ms]に設定するとS/N比が最も向上することになります。