よくあるご質問（FAQ）

1. 本体の電源をOFFにします。
  注記: ロードセルを交換するときは、電源をOFFにするか、スマートコントローラーから所定の手順でCALコネクターを外してから行ってください。E-CAL等のデータ通信時にCALコネクターの抜き差しを行うと、キャリブレーションデータが壊れる場合があります。

 

2. ロードセルから試験治具を取り外します。

3. 本体右側面のCALコネクターの(1)固定ねじ(2本)をゆるめて取り外します。

  

 

4. ロードセルをクロスヘッドから取り外します。
  • 10kN以下のロードセル、回し棒を使ってロードセルの固定ボルトをゆるめた後、片手でロードセルを持ち上げながら、手で固定ボルトを回して取り外します。
  • 10kN以上のロードセルは、六角レンチを用いてクロスヘッドに取り付けられたボルトをゆるめて取り外します。

 

5 交換するロードセルをロードセル銘板の文字が上下逆さにならにようにクロスヘッドに取り付けます。
  注記:

    • ロードセルのクロスヘッドへの取付は、ゆるみの無いよう、付属ボルトで確実に締め付けてください。試験力が正しく計測できないおそれがあります。
    • クロスヘッド上面のロードセル位置決め板を外したり、固定を緩めないでください。ロードセルの正しい位置を設定できなくなります。

 

6. ロードセルケーブルのロードセル側(1)をロードセルの(2)コネクターへ確実に差し込み、接続します。

  « 20kN以上のロードセル »

  

  ヒント: 10 kN以下のロードセルは、ロードセルとロードセルケーブルが一体形のため、この接続は不要です。

  

  注記:

    • ロードセルとCALコネクターは、工場出荷時にセットで校正されています。CALコネクターはロードセルに同梱されていますので、必ずセットで使用してください。異なるCALコネクターが接続されると試験力値が異常となり、ロードセルによるオーバーロード検出が正しく行われなくなります。
    • ロードセルの交換／取付後はE-CALを実行しないと試験が実施できません。

      "(AGX-V) ロードセルのキャリブレーション(E-CAL)"は、こちら
    • ロードセルを外した状態でクロスヘッドに負荷を与える運転や、ロードセルに負荷が伝達されない状態で、クロスヘッドに負荷を与える運転はしないでください。フレームや治具を破損するおそれがあります。

 

7. ロードセルケーブルはクロスヘッド背面左側と機柱側面の(1)ケーブルガイドに固定します。
  注記: クロスヘッド移動範囲内でケーブルの長さが届く位置でロードセルケーブルをケーブルガイドに固定してください。

  

 

8. CALコネクターとロードセルケーブルをコネクター接続します。

9. CALコネクターをコントロールボックスの(1)センサーアンプ(ロードセル専用)に差し込み、コネクターの固定ねじで固
定します。

  
  ヒント: センサーアンプのコネクター差込口はコントロールボックスの背面に配置することも可能です。当社営業所／代理店または当社指定のサービス担当店に連絡してください。

 

« 試験機へのロードセルの取り付け »

1. 試験機にロードセルを取り付けます。

  « 卓上形の場合 »

  1) (1)セルボルト(専用の固定ボルト)をクロスヘッド中央の穴に上から通します。
  2) (2)ロードセル上面のねじ穴にクロスヘッド下面から出ている(1)セルボルトの雄ねじをねじ入れます。
  3) (2)ロードセル上面がクロスヘッド下面に密着したのち、本体に付属している回し棒で、(1)セルボルトを締付け、(2)ロードセルをしっかり固定します。

    

 

  « 床置形の場合 »

  1) (1)ロードセルをクロスヘッド中央上面にある位置決め板に合わせて置きます。
  2) 付属の8本のボルトでクロスヘッドに(1)ロードセルを固定します。
  3) ボルトは下図のように常に次に対角を締める順序で締めていきます。
    注記: 250kN/300kN/600kNロードセルについては、締付トルク280 N･mで締め付けてください。

    

2. 試験機の電源ボタンをONにします。

3. E-CALを行います。

  "(AGX-V) ロードセルのキャリブレーション(E-CAL)"は、こちら