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  • No : 4504
  • 公開日時 : 2020/12/10 13:37
  • 更新日時 : 2024/02/02 15:14
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(HPLC) 使用できない溶媒は何ですか?

HPLCで使用できない溶媒は何ですか?
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回答

各装置の取扱説明書の仕様に記載されているpH内での使用が基本です。
 
• 高速液体クロマトグラフ用途以外で使用される場合は、保証外になります。
 
接液材にステンレスを含む装置では、KCl、NaCl、NH4Cl などのハロゲンイオンを含む溶媒、または反応などによってハロゲンイオンを生成する溶媒の使用は、なるべく避けてください。配管材質のステンレスが腐食することがあります。やむを得ず使用したときは、分析終了後、すみやかに全流路を蒸留水で十分に洗浄してください。
 
PEEK 製配管を使用する場合は、こちら(Click)を参照ください。
 
• GPC分析などで、THF、クロロホルム、DMF、HFIPを使用される場合は、各装置のオプションを用意しております。
  当社営業所/代理店に連絡してください。
 
• DGU-20/40は、以下の溶媒は使用できません。
  • HFIP(ヘキサフルオロイソプロパノール)
  • Hydrogen fluoride(フッ化水素)
  • 1,1,2-Trichloro-1,2,2-trifluoroethane
  • Fluorinert™ FC-40
  • Fluorinert™ FC-72
  • Fluorinert™ FC-75
  • Perfluoro benzene(パーフルオロベンゼン)
  • Perfluoro octane(パーフルオロオクタン)
  • Perfluoro decalin(パーフルオロデカリン)
  • Perfluoro 1-methyldecalin(パーフルオロ1-メチルデカリン)
  • Perfluoro dimethyldecalin(パーフルオロジメチルデカリン)
  • Perfluoro methyl-cyclohexane(パーフルオロメチルシクロヘキサン)
  • Perfluoro dimethyl-cyclohexane(パーフルオロジメチルシクロヘキサン)
  • AK-225
  • その他のフッ化溶媒
  • 濃度30 %以上の硝酸
  • 過酸化水素
注記: 揮発性および溶解力が高い溶媒(ヘキサン、ヘプタン、THF、酢酸エチル等)や、クロロホルムを使用した分析後は、イソプロピルアルコール(IPA)で本体内の流路を置換してから、停止してください。

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