• 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L
  • No : 2881
  • 公開日時 : 2020/10/21 22:39
  • 印刷

【イオンクロマトグラフ】水溶性高分子 (タンパクなど) を含む試料を分析したいのですが,どのような前処理を行ったらよいですか?

【イオンクロマトグラフ】水溶性高分子 (タンパクなど) を含む試料を分析したいのですが,どのような前処理を行ったらよいですか?
カテゴリー : 

回答

通常のろ過ではそれらを取り除けないため,限外ろ過をお勧めします。
 
説明:
限外ろ過は,メンブランフィルタで取り除けないような水溶性の高分子化合物を除去するのに便利です。
HPLC の前処理用として,ディスポーザブルタイプの限外ろ過器が市販されています。カット分子量は,おおよそ5,000~100,000 のものがあります。これらは,大きく分けると次の2 タイプがあります。
• シリンジ加圧型 :
 試料を入れて密閉した後,注射器を取り付けて空気を押し込み,その圧力によって限外ろ過するもの。
• 遠心力利用型 :
 溶液を入れて遠心分離器にセットし,遠心力をかけて限外ろ過するもの。

アンケート:ご意見をお聞かせください

ご意見・ご感想をお寄せください ご返信が必要な場合は、画面下部の4つのお問い合わせボタン(赤色)からお願いします
本サイトはPKSHA Communication社のシステム"PKSHA FAQ"を利用しています。